[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック



天と地のあいだ

... since 2005. 4. 20. ...



 にじむ汗に団扇の風が心地よい季節。

 家族で近所の森の中のお寺へ出かけました。

 木々の合間を抜けてくる、しんとした空気。

 別世界。

2008年7月7日, tm380



野田山。
(2008/7/6撮影)

 ゴールデンウィーク。皆さまはどちらへお出掛けになりましたか?

 私達は、新しい土地の季節のめぐりに身を添わせるべく、街へ山へと近場へ出かけて初夏の空気を楽しんできました。

 金沢の豊かな文化、自然の一端に触れて大満足。地に恵まれたことを改めて感じています。

2008年5月7日, tm380



かぶとの前で記念撮影。
子供たちの健やかなる成長を祈ります。
(2008/5/6撮影)


 汗ばむほどの陽気。道路際の温度表示が、朝9時にはもう24℃まで上がっています。

 新緑が一気にふくらんで、山の木々の間を埋めていきます。我が家のハクモクレンも新芽を次々に出して、春の陽気を喜んでいるようです。

 こころもほぐしてくれそうな温かい光に包まれています。

2008年4月30日, tm380



青空に洗濯物。
心の深いところが喜ぶ
晴れの日。(2008/4/19撮影)


 金沢にも春がやってきています。小鳥の声が響き、みみずも這い出してきた模様。私にはまだ寒く感じられますが。

 厳しい冬が終わったばかりのころ、金沢の気候は最悪だよー、とよく聞かされました(今でもちらほら聞こえてきます)。傘必携の雨がちな天候、曇天、カミナリ、湿気。。。でもね、いいところなんだよ、と。

 今のところ、このしっとりとした空気も悪くないなあ、と感じています。すべり出しは良好。

2008年4月24日, tm380



青空に洗濯物。
心の深いところが喜ぶ
晴れの日。(2008/4/19撮影)


 桜前線を追い越すように金沢にやってきました。ここでは、まだ山にちらほらと白いものが見えます。

 名古屋は7分、東京は満開、秩父はこれから。あんまりいろんなところで桜を見てしまうと混乱してしまいます。

 私はいつ春を迎えたのでしょう。金沢でもう一度、開花を待つとしましょうか。

2008年4月1日, tm380



東京大学安田講堂。
東京の春は早いですね。
(2008/3/30撮影)




 春のお彼岸。お天気のよい日はのぼせるような暖かさです。

 赤ん坊に掛けていた布も、一枚、一枚、と取れていきます。

 つい数日前まで冷えを心配していたのですが、今度は暖かくなりすぎないよう気に掛けないと。

 新しい季節が駆け足でやってきます。

2008年3月17日, tm380



植木鉢にも春が。
(2008/3/15撮影)


 3月になりました。

 あとひとつきで、2年と半年ほど過ごした名古屋の地を離れることになります。

 新しい土地での、新しい暮らしに心を向けつつも、ここでのご縁をあらためて想う日々。

 大切に過ごしていきたいと思います。

2008年3月3日, tm380



はら山さんのおひなさまのお菓子。
(2008/3/2撮影)


 朝の雪が午後には冷たい雨に変わりました。

 2月も終わろうというのに空気はしんしん冷えて、今夜もストーブをそばに置いて過ごしています。

 今年は冷えとの付き合いが難しかったように思います。冬を越すのに苦労された方が多いのではないでしょうか。

 この雨は雪になるという予報。暖から寒への振幅も大きく、まだまだ油断できませんね。

2008年2月26日, tm380



家遊びと言えば折り紙。
やっこさんは娘がひとりで作りました。
(2008/2/25撮影)


 日中の光はやわらかさを増して春を予感させるものの、まだまだ寒い日が続きます。

 昨年が暖かかったせいか、それとも年齢的なものか、からだの奥に冷えを感じます。

 近頃は、ゆっくりとお風呂に入り、ストレッチで体のこわばりを取って、気持ちもゆるめてから布団に入るようにしています。

 そうすると、なんだか穏やかに目覚められるような気がするのです。

2008年2月19日, tm380



あったかい写真の方がいいな。
(2008/2/17撮影)


 先週末は15センチくらいは積もったでしょうか。

 この冬一番といっても名古屋ではまだ二度目。雪を新鮮な気持ちで楽しみました。

 翌日は青空。梅のつぼみがふくらんで、寒さの中にも春の気配が感じられます。

 でも、もう少し冬を感じていたい気分。

2008年2月14日, tm380



降り出した雪。
(2008/2/9撮影)


 鬼はーー外。福はーーうち。

 昨日は節分。いわしにかぶり付き、歳の数だけ大豆をボリボリボリボリ・・・。娘は私の分までボリボリ・・・。

 そして、雨上がりの月曜日の朝。「空気ってこんなに美味しかったのか」という感覚を久しぶりに味わいました。

2008年2月4日, tm380



鬼除けのいわし。
(2008/2/3撮影)


 寒い朝も少しずつ日の出が早くなっていると思うと明るい気持ちで迎えられます。

 そして、朝食のお味噌汁でいただく小松菜、大根、白菜の甘いこと。

 何の苦労もせずに冬の恵みをいただいていますが、その力をもらって、私は私にできることを進めていくしかありません。

 毎朝、光に出会える喜びを忘れずに。

2008年1月18日, tm380



おーきな白菜。
(2008/1/12撮影)


 新しい年が明けました。末広がりの二〇〇八年。落ち着いた一年になりますように。

 我が家で毎年恒例になっているだるまおみくじ、幸先の良いことに今年は一名を除いて大吉でした。

 このところ灯油の販売車の気配がありません。石油価格の高騰の影響でしょうか。

 「ユーキヤコンコ、アーラレヤコンコ」

 雪のちらつくお正月にあのメロディーが聞こえないのは、なんとも心細いです。

2008年1月3日, tm380



上野天神のだるまみくじ。
(2008/1/3撮影)


 晴天を予感させる早朝の冷え込み。最低気温は4℃は、この冬一番の寒さではないかと思います。

 6時すぎに起き出してくるといつもと違って体が動きません。縮こまってしまって脇が空かない感じ。

 どうも4℃が私の体の限界のようです。そろそろ石油ストーブを出さないといけないかなあ。

2007年12月6日, tm380



ハナミズキの真っ赤な実。
(2007/12/2撮影)


 立冬を過ぎ、朝晩は暖房が欲しくなるような寒さになってきました。外に出てみると、美しく下弦の月が空に懸かっています。公園の桜の枝に残っていた葉っぱが赤く色づいています。今朝蒸かしたさつまいもがおいしいこと。静かで、あったかさが心にしみる季節になってきました。

2007年11月18日, tm380



公園遊びでも上着がいるね。
(2007/11/17撮影)


 娘と二人、自転車で通り抜ける街にキンモクセイの香りが満ちています。いつのまにやら柿の実がほんのり色づき、枝を大きくしならせています。今年はまばらに葉を落とし始めた桜。遅れてはならぬと葉を黄色に染める桂。今年の秋はちょっと個性的な気配が漂っています。

 まだ10月というのに私がすっかり冬ごもり気分になってしまったのも、この秋のせいに違いありません。冬の気配が漂う秋の空気は、まだ見ぬいのちと向き合う私の心も静かに包んでくれています。

2007年10月12日, tm380



街角のキンモクセイ。
(2007/10/9撮影)


 ひんやりとした霧のような雨が続いた週末。家族と過ごすゆったりとした時間。夏を慌しく過ごした私の心持ちをすっかり落ち着かせてくれました。

 十月。秋はまだ入り口というのに、もう冬眠気分。これから春まで何にもせずに、のんびり過ごすぞーっ。

 そんなわけにはいかないとは思いますが、夏に泡立ってしまった心の水面が、少しおさまってきたのが心地よく感じられます。

 日増しに日照時間が短くなるアラスカの秋には、白夜の季節に少し働きすぎてしまった人々の疲れを癒し、落ち着けてくれる作用があるそうです。

 星野道夫さんのエッセイが心に沁みてきます。

2007年10月3日, tm380



雨が上がって、うろこ雲。
(2007/10/2撮影)


 北へ行ったり、南へ行ったり。

 山に登ったり、風に吹かれたり。

 今日は東京に来ています。

 いつの間にやら、街もさわやかな空気。

2007年9月22日, tm380



写真は東京ではなく、初秋の瀬場谷(愛媛県)。
台風の影響もあって流れ豊か。
(2007/9/20撮影)


 なんだか遠くへきてしまいました。

 「立ち止まる勇気」なんて知りもしなかったころの、離れがたいほどの一体感は思い出の中。

 北海道。

2007年9月14日, tm380



北海道三石
(2007/9/12撮影)


 高い空が薄いくもに透けて見えてきたかと思えば、山の向こうには立派な入道雲も見えます。大陸と海の空気がせめぎ合う中に、台風が湿気を送り込んできて、名古屋では今年一番と言っていいほどの寝苦しい夜が続いています。

 夏ばての疲れた胃袋なのに、サツマイモがやたらと美味しく感じられます。知らず知らずのうちに、私の身体は秋に向かっているようです。

 秋は学会と調査の季節。今年は怒涛の九月になりそうです。何とか乗り切っていきたいものです。

2007年9月6日, tm380



おにぎりを食べて、元気出していきましょ。
(2007/8/25撮影)


 涼を求めて、そして、石を求めて白馬八方へ行って参りました。

 草が覆う古い道を、かき分けかき分け奥へ進むと、まさに稜線の雲が晴れようというところ。

 迫力満点の眺めに、しばし休憩。

 川の上流で私達の暮らしを守ってくれている堰堤(えんてい)。この巨大な建造物を見ていると、先人の防災への情熱とパワーを感じます。

 今、先人のエネルギーを運んだ道路はところどころ崩れて、石ころや草木に覆われようとしています。いつか、この堰堤も崩れるときがくるのでしょう。

 そのとき私達は同じものを作り上げる情熱と危機感を持っているでしょうか。安全な暮らしから生ずる甘えが自分の中に深く入り込んでいることに不安を覚えます。

2007年8月30日, tm380





(2007/8/27撮影)


 立秋を過ぎ、一年で一番暑い時期が通り過ぎようとしています。

 先週、うちの部屋の壁にかけてある温度計は、連日38℃まで上がり、これまでの最高値は42℃だそうです。娘はあいかわらず風を怖がっていて扇風機もつけられません。そんな過酷な環境で暮らしている妻が近頃、「もう秋の空気だね」なんて言います。

 今年は風がよく吹いてくれて、気温の割には過ごしやすく助かっています。あの人格までも奪っていきそうな暑さを覚悟していた私達としては、「今年はこの程度かな?」と拍子抜け気味です。

 赤とんぼも山から下りてきているようです。「もう帰らないでね」とお願いしておきましょう。

2007年8月13日, tm380



雲が遠くへ並んび、少し高くなった空を見ていると
暑さがやわらいでくるような気がしてきませんか?
(2007/8/12撮影)


梅雨が明け、大暑も過ぎ、気付けば学校も夏休み。

台風5号の雨風に自然の力を思い出す今日この頃。娘はベランダで突風に襲われて、慌てて窓を閉める。

えっ、全部閉めるの?

どうやら、風が怖いらしい。

扇風機をつけるだけで泣いちゃって、この夏どうやって過ごせばいいんだろう。

2007年7月29日, tm380



カキ氷は気に入ったね。お嬢さん。
(2007/7/29撮影)


 久しぶりにからっとしたお天気です。

 一日の中でもくるくると変わる天気。毎朝、湿度が気になります。

 娘は今年はあせもをかゆがっています。背中をそこら中にこすりつける姿はかわいらしいのですが、ちょっとかわいそう。

 夏の暑さが心配になってきますが、ひとまずは梅雨の晴れ間を楽しむこととしましょう。

2007年7月5日, tm380



わが家の南天に初めて花がつきました。
(2007/6/19撮影)


 涼しい空気の朝、南天の花が開いているのに気付きました。眺めていると白い花びらがポトポトと落ちていきます。

 風?

 いや、そこには小さな先客がいました。ハチがせわしなく動き回って蜜を集めています。

 足元を見るとドクダミのかわいらしい花が咲いています。白い花の季節ですね。

2007年6月6日, tm380



南天の花。
(2007/6/6撮影)


 涼しかった五月が過ぎようとしています。今年は時が過ぎるのが本当に早く感じます。

 先週、幕張で地球科学分野の大きな学会に参加していました。それぞれの研究活動の集大成が見れる学会は本当に刺激になります。そして、新しい結果を受けて次のテーマを考えるのも楽しい。私はすっかり元気になってしまいました。

 中でも印象に残ったのがジオパークのセッションです。「もしこの構想が実現したら、日本が大きく変わるきっかけになるのではないか」なんて夢のような言葉が、もうおじいさんと言っていい世代の方々の間で飛び交っているのです。その情熱に、私達若者(?)がボーっとしている場合ではないな、という気がしてきます。

2007年5月30日, tm380



海浜幕張駅の朝。
(2007/5/20撮影)


 あいかわらず、風の強い日が続いています。カシの花のにおいも、風に流されているのか、あまり気になりません。ウグイスはどこかへ行ってしまったようです。

 ここのところ娘はきゅうりなどの夏野菜ばかりを食べて、おコメは控え気味。暑い季節に向けてエネルギー摂取を抑えているのでしょうか。私も、ここでちょっと食を抑えて夏を迎えられるといいのですが・・・。目の前に素敵な見本があるというのに、なかなか。

 身体も心もちょっと疲れ気味の5月。夏の旅にいろいろと想いを馳せつつ過ごしています。まずは、今日から5日ほど、幕張へ行ってきます(ディズニーランドではありませんよ)。

 

2007年5月19日, tm380



新緑が深みを増しています。
(2007/5/18撮影)


 このところ、風の強い日が続いています。衣替えをしてしまったので、朝は少し肌寒さを感じながら家を出ます。

 お日さまはしっかりと照って明るい季節ですが、私はどうも五月病の気配。いろんな予定をキャンセルして森の緑を眺めにいきたい気分です。元気が出ないときは休めばいい、って誰か言ってくれないかなあ。

 右の写真は、知人の披露宴会場からの名古屋城の展望です。金のしゃちほこも西日に照らされて、ちょっと品のある輝きを放っていました。

2007年5月15日, tm380



名古屋城。ウェスティンからの眺め。
(2007/5/12撮影)


 5月。立夏を迎えました。

 名古屋では、まだまだウグイスが美しい声を得意げに響かせています。ツバメたちは営巣がうまくいったのか、なんだか楽しげに飛び回っています。

 そして、私達の住むアパートに、今年もムクドリたちがやってきました。屋根の下の網に入り込んでしまったのは、昨年生まれた雛鳥でしょうか。朝から羽毛を散らして大騒ぎしています。

 八十八夜を明けて、四国ではお茶の葉が良い色になっていました。一方、木曽の山の中ではサクラの花もちらほら見えて、新緑が始まったばかり。田んぼの風景も全然違って、四国では稲の葉があおあおと茂り、山地では田植え真っ盛りのにぎやかさ。

 初夏の空気は、長い日本列島にゆっくりと広がりつつあるようですね。

2007年5月7日, tm380



四国の茶畑。
(2007/5/1撮影)


 サクラの花が、春の到来に一斉に開いたと思ったら、すぐ後から緑の若葉がすごい勢いで出てきました。3月の寒さで止っていた季節が、水が堰を切ったように流れ始めました。

 私はこれまでになく忙しく、そして刺激的な春を過ごしています。でも、そろそろ少し落ち着いて周囲と自分を見つめる必要を感じています。まずは、滞っていたこのサイトの更新に手を着けてみました。

 やっぱりぼちぼちやっていくのが、私の性には合っているなあ、と再確認する、今日このごろです。

2007年4月18日, tm380



ハナミズキとツツジ。
(2007/4/16撮影)




 三月下旬、私は南紀白浜、太宰府と二つのシンポジウムに参加しておりました。名古屋よりも春が先にやってくる地域。太宰府にはツバメが来ていました。

 昼夜の寒暖の差が大きい年度変わり。サクラが静かに開いていきます。暖かい冬から、春先の寒波、そして三月下旬のサクラの開花。なんだかつじつまが合ってきましたね。

 新しいメンバー構成で迎える新学期には、なにか面白いことが起こりそうな予感がします。

2007年4月3日, tm380



大宰府天満宮。
(2007/3/30撮影)


 新年(旧暦)初めての月が満ちた夜に降り始めた雨が、春の陽気を冷まして冷たい空気を呼び戻しました。

 湿った空気に包まれると、からだのうちから活動的な意欲がフツフツとわいてくるのを感じます。ほのかな希望と、何かせずにはいられないような落ち着かない気持ちが入り混じった感じ。

 さてさて、何を始めましょうか。

2007年3月6日, tm380



雨。5台のバスが停留中。
(2007/3/5撮影)


 2月ももう終わりです。なんだか、あわただしく過ごしてしまいました。

 2月半ばの寒の戻りで、案の定、私は風邪をひきました。風邪が2日ほどで経過したかと思うと、すぐに鼻水がズルズル・・・花粉症の症状が出始めました。花が早いと、花粉も早いんですね。やっぱり。

 ただ、今年の症状はなんだか楽なんです。鼻をかむのも気分がいい。少しずつうまく付き合えるようになってきたのかもしれません。

 とりわけ今年感じるのは、車通りの多い道路の近くで花粉のチクチクが格段に強いこと。一方、樹木の多い公園に入るとすっと治まるのです。身体が受けつけないのは花粉ではなく、おそらく排気ガスやアスファルトなどの物質なのでしょう。

 始まりが早かった今年の花粉症。終わりも早いといいな。

2007年2月28日, tm380



東京上野の大寒桜。
いつもこんな時期に咲くのでしょうか。
(2007/2/23撮影)




<ニュース>

・以前ここで紹介したお宿「山小屋フィールドノート」が「住む。」(泰文館)という季刊誌の最新号(2006年冬号)に紹介されました。タイマグラの暮らしが素敵な写真と共に描述されています。ぜひご覧ください。ちなみに、この取材の場にお客として同席していた私も、気の緩みきった姿で写っています。(2006/12/28)


 先週の後半は東京に出かけておりました。以前所属していた研究室で、簡単な実験をしつつ、石のことについて議論したり、妄想を暴露しあったりして、楽しい時間でした。

 しかし、旅先での不摂生がたたって、帰ってきてすぐに寝込んでしまいました。東京で刺激を受けた脳は活動したがり、一方で身体は休みたいという状態。なかなか折り合いをつけるのが難しく、頭が痛いです。

2007年2月19日, tm380



富士山。
(2007/2/15撮影)


 立春を過ぎました。太陽のめぐりでいうと、春の入り口に立っています。

 お日さまはあたたかみを増し、ウメの白い花はどんどん開いていきます。久しぶりに「寒い」と感じる週末でしたが、サクラのつぼみもふくらんできたようです。

 2月3日の節分には近所の天満宮では福豆まきが行なわれました。豆袋には景品が当たるくじも一緒に入っていて、血相を変えた人々が飛びつきます。久しぶりに露骨な欲深さに触れて、私達はなんだか疲れてしまいました。

 さてさて、これからは様々な芽生えに出会える時期。感覚を鋭くして、春の気配を探していきましょう。

2007年2月5日, tm380



早咲きのウメの花。
(2007/2/4撮影)


 近所の梅の木に白い花がついています。「いくらなんでも早すぎるのでは?!」と妻と目を丸くしてしまいました。

 でも、空気と太陽の光に春の気配を感じるのは確かです。

 そうすると、娘との散歩の途中で止まらなくなったくしゃみは、花粉症の兆し?

 冬は暖かいまま終わってしまうのでしょうか。

2007年1月29日, tm380



空に大きなバッテン。
(2007/1/26撮影)


 大寒を過ぎて間もないというのに、なんともあたたかい1月です。

 しびれを切らして石油ストーブを使い始めたものの、燃料の灯油はなかなか減りません。

 あたたかいとつい出掛けたくなって、旅行の話に花が咲きます。

 はたして灯油は使いきれるのでしょうか。

2007年1月22日, tm380



みかん富豪になってしまいました。
送ってくださった皆さんに感謝です。
(2007/1/19撮影)


 新年明けまして、はや15日が過ぎ、小正月を迎えました。お日さまのよく照る心地の良い日が続いています。

 私は新年を家族三人で迎え、娘の相手で三が日が過ぎ、職場の新年会を終えた直後から、大風邪をひいてしまいました。4日寝込んだあとも咳が続いて、今日ようやく体が軽くなってきました。

 予想外に長い正月休みを与えてくれた風邪。三年間の体の歪みを一気に表に出すように症状が移っていきました。腎臓の痛みに始まり、消化器の荒れとその周辺の内臓脂肪が好転すると、腰が硬く痛むようになりました。やがて腰が緩んで下半身が浮くようになり、今度は頭へ血が流れ込んできて頭痛。そして、血がきれいになってようやく熱が下がったかと思ったら、今度は鼻水と咳に悩まされる。

 始めは「何とか直さなきゃ」と気が落ち着かなかったのですが、さすがに10日も続くと最後は体の症状にまかせて「なるようになれ」という気持ちになってきました。この心の部分が、実は一番歪んでいたところだったのかもしれません。

2007年1月15日, tm380



チャイラテとサルスベリの実。
石はエクロジャイト。
(2007/1/2撮影)


 日が少しずつ長くなっているせいか(冬至を過ぎました!)、少し早起きできるようになってきました。

 昨日は春を思わせる温かい空気の一日。ただ強い風が吹いて、公園のクヌギの枯れ葉が道路まででてきて、くるくる、かさかさと踊っていました。ときおり突風に、おっとっと、と吹き飛ばされそうになりながら、娘と共に風のいたずらを楽しみました。

 今日、わが家は大掃除を終えました。窓や蛍光灯のかさがこんなに光を通すなんて!内の様子が外から丸見えになってしまいそうです。まあ、とくに隠すものもないんですけどね。

 みなさま、よいお年をお迎えください。

2006年12月28日, tm380



風の子。 (2006/12/19撮影)


 先週は雨がちでしたが、ここ数日は良いお天気ですね。

 お天気だと娘が外に遊びに行けてゴキゲン。娘がゴキゲンだと家の中が穏やかでみなゴキゲン。夜なべのプレゼント作りもはかどります。

 そう、クリスマスまであと一週間。わが家も少し華やいだ雰囲気になっています。

2006年12月19日, tm380



なんだかにぎやかな台の上。
(2006/12/18撮影)


 12月も半ば、住宅街にもイルミネーションが目立ちます。皆さんの周りでもクリスマス気分が盛り上がっている頃でしょうか。

 わが家はどちらかと言うと師走気分。落ち着かない気分のなか、日々の事柄に追われています。年賀状に手を着けられるのは、はたしていつになるのでしょうか。

 近所の小さな森でも木の葉が落ち、重なる枝の奥が見えるようになってきました。木を眺めながら探索するつもりだったのを思い出しました。まだまだやり残したことがあるような気がします。さあ、もうひとふんばり。

2006年12月13日, tm380



ところによっては
まだまだ紅葉が楽しめます。
(2006/12/13撮影)


 12月になって冬らしさが増してきました。

 しかし、公園には元気に遊ぶ子供達の姿が消えません。もちろんうちのお嬢さんもその一員。このくらいの寒さなら、気にならないようです。

 公園に降り積もった枯れ葉をガサガサ踏み渡るのも、この季節ならではの楽しみですね。集めて掃除してくださっている方には申し訳ないのですが…。

2006年12月3日, tm380



美しく色づいたアベマキの葉。
今はもう、湿気を含んだ寒風に
くるくる舞って散っています。
(2006/11/27撮影)



 雨が降っています。なんだか温かい雨です。華やかに色づいた木々の葉を落としていきます。

 私は落葉を見ながらなんだか満ち足りた気分です。今年は、街や公園の木々にとっても楽しませてもらいました。「ありがとう、十分に冬に備えてください。春に備えてください。」

 今朝、着替え中の私の腕に触りながら、うれしそうに「ツメテ」とお嬢さん。いたずらは控えてね。雨が止むともっと冷たくなるから。

2006年11月27日, tm380



素敵な拾い物。
(2006/11/24撮影)



 旧暦で神無月となりました。今年は立冬に遅れて月の冬が来ています。

 娘は床が冷たいらしく、朝起きるとスリッパを求めます。私は朝晩の寒さに、あまり驚かなくなってきました。寒い夜でも気持ちが落ち着いていられるようになったのは、体が慣れたからでしょうか。それとも、わが家の冬支度が進んで、ちょっと心が豊かになったからでしょうか。

 街でも紅葉が一気に進んで、サクラやケヤキの落ち葉が舞っています。木々の冬支度は私達の目を楽しませてくれます。

2006年11月22日, tm380



赤く染まるナンキンハゼ。
街路樹に選ばれる理由が分かりました。
(2006/11/22撮影)


 立冬。一週間前に四国への帰省に出発するときには長袖シャツ一枚しか準備していなかったので、寒さに震えながら帰ってきました。

 元気一杯の娘もさすがに寒そうに縮こまっていました。でも、「寒い寒い」と叫ぶ私達と一緒に冷たい風を楽しんでいたようです。

 心なしか夕暮れにはカップルの姿が増えてきた気がします。恋人達の季節も深まっていきます。

2006年11月8日, tm380



もうすぐ1歳6ヶ月。
将来はドリブラーか。
(2006/11/4撮影)



 私は、このひと月ほどの過密スケジュールが一段落して、少し落ちついて秋を楽しめそうです。

 九月下旬の信州松本に始まり、秋田、盛岡とはじめての東北地方訪問。帰ってきた直後にセミナー発表をしたのち、四国の赤石山系へ調査に出かけておりました。それぞれ予定を動かさざるを得ないようなハプニングはありましたが、なんとか元気に名古屋に戻っています。

 まだ気が急いていて通勤の自転車が遅く感じられるほどですが、またのんびりとした日常に戻っていこうと思います。家を守ってくれていた妻に感謝しつつ・・・。

2006年10月20日, tm380



セイタカアワダチソウ。
(2006/10/15撮影)


 一週間留守にしている間に名古屋はずいぶん寒くなりました。たまに飛行機に乗ると、世界の空はつながっているんだ、と感じられていいですね。初めて訪れた東北は土地が豊かで広がりを感じます。各地で印象的な出会いもありました。この旅については、追々書いていこうと思います。

 今年も渡り鳥がわが家の軒下にやってきました。そうそう、名前が分かったんです。椋鳥。東アジアを南北に移動しながら暮らしているそうです。

 晴れた日には金木犀やジャスミンの澄んだ香りが漂います。さわやかな空気と花の香りに誘われるのでしょうか。公園や路地に人が出てにぎやかです。

2006年10月11日, tm380



雨。ジャスミンや金木犀も
今日はおやすみでしょうか。
あまり香りが届きません。
(2006/10/11撮影)


 お彼岸を過ぎました。

 このあたりの田んぼにも稲穂が豊かに実り、黄色い頭を下げています。実りの季節は安心して食べられますね。角のごみの山がいつもより少し大きいような気がします。

今年は文月にうるうがあったため、まだ葉月(!)。秋はまだまだこれからですね

2006年9月25日, tm380



彼岸花。なぜ、
おまえは、そんなに赤いのか。
(2006/09/25撮影)


 この日曜を挟んで3日ほど、高知で行なわれた学会に出かけておりました。台風が西日本を通過した頃です。スコールのような土砂降り(数分で止んでしまう)やときおり吹く突風はありましたが、おおむね穏やかな天気の中、講演会は進行されました(中では嵐が吹き荒れたセッションもあったかもしれませんが)。

 いやー、高知はよいところでした。夜には屋台がたくさん出ているし、大通りを半分使って日曜市が開かれているし、自然食品の店はたくさんあるし、ちょっと中心地を離れると農村風景に入り込んでしまう、とても心和むところです。

 ところで、あちこちにヤシの木が街路樹として植えられているのですが、自生していたわけではないでしょうね。クスノキの幹に草が生えているような土地ですから、もしやと思ってしまいます。まさかね。

2006年9月22日, tm380



高々と伸びたヤシの木。
根っこのところは太いんです。当然か。
(2006/09/18撮影)


 9月も半ばが近づき秋も深まろうというのに、雷鳴とどろき大粒の夕立が降るこの頃です。「ここは亜熱帯?」という気もしてきますが、さすがに夜は虫の音が盛んに響きます。

 近頃週末は、近郊の緑地へ出掛けて半日過ごしています。広い芝生を覆うようにシロツメクサが茂っていて、その上にシートを敷いて寝転んでいるとひんやり涼しい風が流れてきます。

 気が向けば娘にサッカーボールで遊んでもらい、東屋へ足を伸ばすとどんぐりが拾えます。お昼はウメのオムスビを3人で分けっこです。こんなのんびりとした、制約のない時間が最高の休息です。

2006年9月12日, tm380



ナンキンハゼが木陰を作ってくれる。
ここがお決まりの場所。
(2006/09/03撮影)


 9月になりました。モクモクとした雲は去り、鋭い日差しが私達の肌に照り差します。朝は寒さで目を覚ましてしまうほどの冷え込み。そろそろ、窓開放、掛け布団無しで眠るのも控えなくてはいけません。

 乾いた空気のなか青い空を見ると、とたんにフィールドへ出かけたくなります。もっと空に近いところで風を感じたい気分です。

2006年9月2日, tm380



高い空を吹き渡る風。
巻き上がる薄い雲。
(2006/09/02撮影)


 先週から急に涼しくなりました。

 おかげで睡眠がうまく取れるようになり、体が楽になりました。

 とはいえ、あの暑さがもう来ないかと思うと少し寂しくなります。娘のノースリーブのシャツを眺めて、「ああ、これももう着ることはないなあ」なんて嘆息してます。

 おそらく残暑も厳しいかと思います。みなさまも油断なされぬよう。

2006年8月31日, tm380



気付けば稲穂がこんなに。
(2006/8/18撮影)


 処暑となりました。まだまだ日中は外出を控えたくなるようなじりじりとした日差しが照りつけます。

 この10日が暑さのピークだったようです。心の底から雨の涼を望んで雲が立ちのぼるのを待ち、降れば心の底から喜んで雨粒が路面をぬらすのを飽きずに眺める。そんな毎日を過ごしておりました。エアコンを持たず、夏の暑さに真正面から向き合ったからこそ感じられた、雨への渇望であったと思います。

 四季をしっかり味わうという意味では、エアコン無しの暮らしは有効でした。でも、汗を大量にかく分、冷たいものを摂りすぎたり、お昼には涼を求めて車で買い物に出かけたり。エコロジーや健康という点では、私達はまだまだ修行が足りないようです。

2006年8月24日, tm380



気付けば稲穂がこんなに。
(2006/8/18撮影)


 灼熱の名古屋。夏の暑さがピークを迎えています。今年は、日差しや暑さもすごいですが、雨の降り方もすごいです。

 早朝5時から一時間ほど絶え間なく雷が光り続いていました。ドロドロという大きな音、雷光の鋭さに、「地の神、天の神がお怒りか」と首が縮まる思いでした。

 日本各地で土砂災害が増えているようです。計り知れないほど力強く、そしてやさしい自然に対して、畏怖と敬意の念をもって日々過ごすことが大切なのではないでしょうか。

2006年8月12日, tm380



岐阜県庄川の清流。
荘川ICを下りてすぐのところです。
(2006/8/5撮影)


 一晩でバテ切ってしまうような、蒸し暑い夜でした。

 台風7号が届けてくれたのは熱気と逃げ場のない湿気。そして離れて行った後には、少しばかりの風と太陽の熱線が残りました。雨風を期待していた私は心身に二重のダメージを受けてしまいました。

 娘は朝から公園でお散歩です。寝苦しい夜から青空とお日さまに、気持ちをすっきりと切り替えて。昨晩、そんな子守唄を歌ったのは私ですが(こんなギラギラした天気をイメージしていたわけではないのです)・・・。

 ああ、雨が降らないかなあ。

2006年8月9日, tm380



台風の近づく夕空。
突風が一度吹いたときには、
涼を期待したのですが・・・。
(2006/8/8撮影)


 長かった梅雨が明けてみると、思いのほかさわやかな気候になりました。朝晩涼しくて、子供の頃の夏休みはこんなだったなあと思い出します。

 セミの声も心なしか穏やかな気がします。例年は灼熱の中、気が狂ったかのようなやかましさでしたから。

 もう色づいているサクラの葉がちらほら見えます。旧暦では秋に入ります。なんとなく身体に溜まった水分を出してかなければ、という気分です。

2006年8月2日, tm380



近所の虫採り少年がくれました。
脚が付いた状態で取るのは
なかなか難しいんだそうです。
(2006/8/1撮影)


 土用に入りました。ここ数日は梅雨前線の活動で各地で大雨となっていますが、暦の上ではもうすぐ夏から秋へと移り変わっていきます。

 5日ほど前でしたか、梅雨の晴れ間に今年初めてセミの声を聞きました。入道雲が立ち上り、夕立の降った日でした。その5日ほど前には田んぼに赤いトンボが飛んでいました。

 木や草、動物の様子は、私の季節感と少しずれているように感じます。しかし、これが今の自然の在りようなのでしょう。私の感覚をそこに添わせていくと、この違和感もなくなるのかもしれません。

 雨の涼しさにも、いずれ来る本格的な暑さを予感します。エアコン無しのくらしに向けて、ようやく腹が据わってきました。

2006年7月20日, tm380



西新井大師の縁日で見つけた江戸風鈴。
名古屋の方が響きが良い気がします。
(2006/7/11撮影)


 七月になりました。ひと月ぶりの更新です。

 昨日は梅雨前線が南に下がり、心地よい青空がのぞいて、さわやかな風が吹きました。私はすっかり避暑気分です。記憶にあるありとあらゆる山の空気を思い出しながら、のんびり楽しみました。こんな幸せな日は一年に数えるほどしかないでしょう。

 今日は一転して本格的な雨空です。すでに南方では大雨が降り続いているようです。大きな災害が起こらないよう祈ります。

 そうそう、ワールドカップも準決勝まできました。今回は強豪が順当に勝ち残りトーナメントに迫力がありますね。私の目は少し痙攣気味です。そんなにたくさんの試合を見たわけではないのですが。

2006年7月5日, tm380



大きな手を広げたケヤキの木の下で。
強い日差しを防いでくれる格好の昼寝場所です。
(2006/6/19撮影)


 さて、6月になりました。この時期は「麦の秋」と言われています。麦が収穫をむかえるんですね。電車に揺られて景色を眺めていると、黄金色の田んぼが目を引きます。実りの風景はいいですね。

 今週の後半には名古屋も梅入りするそうです。そう聞くと、日中の強い日差しもいとおしく感じます。今年は、なんとなく梅雨が楽しみなんです。不思議です。

 もうすぐワールドカップ(サッカー)が始まります。衛星放送の受信を考えると空梅雨を期待してしまいますが、あまり大きな声では言えません。なにしろ、わが家にどうやってテレビを導入するか、まだ観戦の準備が終わっていないのです。

2006年6月6日, tm380



通勤の道に突然あらわれた木組みの架構。
ものすごく立派な基礎にのって迫力満点です。
(2006/6/6撮影)



 この五月は本当に雨がおおいですね。心置きなく五月病になれる、といった感じでしょうか。

 二十四節季の小満を過ぎました。草木の力がみなぎる季節。昨年、自然の摂理にあわせるように子供が生まれてくるのかなあ、などと話していたのを思い出します。

 今日は久しぶりにすっきりと晴れました。毎朝の掃除、洗濯にも気持ちが入ります。掃き掃除をした床や畳を素足で踏む心地よさは最高です。そんな季節になってきました。

2006年5月24日, tm380



ちょっと遅れて新芽と花を出したこの木、
なんという名前でしょう?
(2006/5/24撮影)


 ゴールデンウィーク、立夏をはさんで名古屋は暑い日が続きました。灼熱の夏を予感させるような夏の始まりに、私の身体は一気に発散体勢へと変化したようです。

 ところが、ゴールデンウィーク最後の日曜日に天気が一転、激しい風雨が日中降り続きました。行き場をなくした陽気が身体にこもって、家族三人ともどんよりした気分で過ごしておりました。

 雨の前に家族で飛騨まで出かけたのですが、名古屋からひと月も遅れてサクラが咲いていたのに驚きました。そんな距離を数時間でひとっ飛び。現代のインフラはすごいですねえ。

 今、近所ではジャスミンのさわやかな香りが広がっています。

2006年5月15日, tm380



ポピーはどこにでも広がっていきますね。
アスファルトの隙間はさすがに過ごしにくいようで。
(2006/5/09撮影)


 四月も残りわずかとなりました。年度始めの華やかな雰囲気も少し落ち着いてきた気がします。このところ、一日の中でも雲の動きが大きくて、天気が読みにくいですね。

 木の葉が広がり緑が濃くなって、森がひとかたまりに見えるようになってきました。花の相も移り変わっています。街路樹のハナミズキの花が結びを解き、まるで空に浮かぶように咲いています。公園ではフジの花の香りが広がっています。ツツジのつぼみも目立ってきました。

 初夏はもうすぐです。

 

2006年4月26日, tm380



栃の葉が大きく開きました。
(2006/4/25撮影)


 弥生も半ばになり、ずいぶん日が上る時刻が早くなってきました。近頃は、空が白んできた頃に二度寝をしても、常識的な時間(?)に起床することができます。

 桜の花もずいぶんと散り、木々の新芽が緑の勢いを増しています。この季節になると、街や公園、森に様々な種類の木があることにあらためて気付きます。そして、私は「身の回りにこんなにも知らないことがあるのか」と例年のごとくあわてております。

 自転車で街を通り抜けるだけで、本当にいろんな種類の花、実、葉に出会い、私の目を楽しませてくれます。こんな楽しいバリエーションを用意してくれた自然に、そして、そのことを理解して植樹をされた知恵ある方々に感謝しなければならないなあと感じます。

 なんとなく気ぜわしく過ごしてしまう日常ですが、やわらかい風に揺れる木の葉に目を留める時間を少しでも作って、名前のわかる木を増やしていきたい、と思っています。

2006年4月14日, tm380



風に揺れるケヤキの若葉。
(2006/4/14撮影)


 このところの強い風が雲を吹き飛ばして、夜空に弥生の細い月がくっきりと見えます。今年の桜は寒波と重なってゆっくりと開いていますね。

 ここ数日、私は四国のふるさとを訪れていました。気候や自然はあいかわらず穏やかでやさしく、夕空が懐かしい色に染まるのを見ることができました。

 ただ、2年ぶりのふるさとの町は以前に比べてずいぶん小さく感じました。私の視野が広がったのでしょうか。それとも高速インフラや巨大ビルの多い都市生活で感覚が変化してしまったのでしょうか。

 実家の近所のみかん畑や田んぼは、年々、切り取られるように大型住宅の敷地へと変わっていきます。この3月末には、住宅地を開いて敷いた道路が東方のバイパスへとつながり、それに伴って古い道は閉じられようとしています。

 「『大きな家』や『便利な暮らし』などの個人の夢をかなえる社会」という方向性が見える気がしますが、私はつい、その先に訪れる飽和を考えてしまいます。ふるさとの変化に少し感傷的になってしまいました。

2006年4月4日, tm380



山の空気を吸い込んで、
自然の力に後押しされるように、
娘は立ち上がりました。
(2006/3/31撮影)


 梅の花に続き、木蓮が満開となり、とうとう桜のつぼみが開き始めました。

 と思ったら、夕方から冷たい大粒の雨が落ちてきて、嵐になってしまいました。

 方々出掛けていたせいか、今年の春は断続的に近づいてくるような印象があります。

 あれっ?そういえば例年なら花粉に悩まされていた時期のはず。気付かずに過ぎていたとしたら、うれしいですね。

2006年3月28日, tm380



桜前線、名古屋に到着。
(2006/3/28撮影)


 三月も中旬。ちょっと開花をためらっていたウメの花が、先週の陽気で一気に咲いたようです。

 ところが今週は寒の戻りで、外は雪がちらつくほどの寒さ。すっかり春気分になっていた私は、心では薄着をしたいけれど、複雑な気持ちでダウンのコートをはおっています。三寒四温と言いますけれど、今年は振幅が大きいですね。

 寒さのおかげで梅の花を少し長く楽しめるかもしれません。そして、サクラは既につぼみを付けています。めまぐるしく春がやってきます。

2006年3月16日, tm380



ウメの花。浜田長浜にて。
(2006/3/10撮影)


 このところ、睦月の円い月が美しく輝いていますね。立春を過ぎて初めての満月、と思うと何かめでたい気分になってきますね。

 世ではバレンタインデーですか。無関心の殻の内側に期待を一杯に膨らませていた子供の頃を思い出します。みなさまに幸せが訪れますように。

 光のやわらかさがますますふくらんできました。日の出も早く目覚めがよくなってきました。活動的な朝を迎えられると一日いいことがあるような気がします。休日の朝、ちょっと外に出ると、いつもより少し幻想的な空に出会えました。こんな小さな幸せをたいせつにしながら暮らしていけたらと思います。

2006年2月14日, tm380



朝7時の南の空。(2006/2/11撮影)


 久しぶりに雨がちな日が続いています。おかげで朝があたたかく早起きできるようになってきました。日中は気温が上がらず雨も冷たいのですが、不思議なくらいに春を感じてしまいます。うちの前の電線に居付いている鳥たちがやけに騒しくなってきました。

 一月最後の週末は日差しのあったかい日でした。春らしい光の中、娘の初節句の雛人形を探しに出かけました。ちょっと出遅れたかなと思いましたが、幸い素敵なお雛様に出会うことができました。石川潤平さんという方が気持ちのこめて丁寧に作られたお雛様。見ていると敬意と愛しさがわいてきます。

 知人の子供さんにはおばあちゃんが手作りお雛様を準備してくれているのだそうです。桃の節句にもいろいろな謂れや風習がありますが、家族が子供の健康と育ちを祈る気持ちをあらわすいい行事ですね。

2006年2月1日, tm380





(上)石川潤平さんの迎春雛。(2006/1/31撮影)
(下)赤信号を待つ間に思わずパチリ。
3が並びました。(2005/1/28撮影)


 真っ青の空が広がる寒い日の光にも、くもり空の下に吹く湿った風にも、なにやら甘く温かい香りが漂います。冷えてこわばりがちだった体も少しずつほぐれてきて運動したくなってきました。

 しかし、まだまだ気温は低く東京でも大雪が降った模様。風邪などが流行し体を壊しやすい時期でもあります。油断はできません。

 今は旧暦では春に向かう土用の時期なのだそうです。表面から入る寒さは防ぎつつ塩辛いものを減らしたりして、そろりそろりと体の内側から春仕様へ移行していきましょう。

2006年1月23日, tm380



お昼頃のうろこ雲。
ちょっと低い気がします。
(2006/1/15撮影)


 新年明けましておめでとうございます。みなさまの健やかな暮らしをお祈りいたします。

 我が家は娘の初発熱で年が明けましたが、元日の朝には三人揃って年始の挨拶をすることができました。娘は多少不安そうにしながらも元気に遊んでいます。

 近所の上野天満宮に出かけて、びっくり。初詣の来訪客があふれ出し、住宅地の狭い道に車と人が長蛇の列を作っていました。散歩で立ち寄るといつもはひっそりと静まっているのですが、名古屋三大天神として有名な神社だったようです。正月、神社に車の行列ができたり、ガソリンスタンドには洗車の行列ができたりするのは、「名古屋ならでは」の光景じゃないでしょうか。

2006年正月, tm380



上野天満宮(名古屋市千種区)のだるまおみくじ。
右の赤いだるまをひいたのは妻、左が私。
うまく揃ったものです。
(2006/1/4撮影)


 名古屋にも大雪が降りました!!雪があらゆるものを覆ってくれて、とても静か。空気もさわやかです。

 夜には路面が凍って、歩くにも要注意。私は迷わずチャリンコ通勤をあきらめました。おかげで地下鉄の駅まで道中にいろんなものを発見することができました。白い雪の上に赤いモミジが落葉している様子が見られたり、積雪の中、お墓参りをする人たちの姿に出会えたり。庭先の松にぶら下がるサンタクロースも何となく格好がついたように見えました。最後に、チャリンコの前後に子供を乗せて坂道を下っていくおかあちゃんのバイタリティに出会ったときには、自分が小さく思えましたが…。

 動くスピードによって気付くものも違うんですね。ですから、たまには、こんな不便な日があっても楽しいなあと思うのです。雪国の方達はそんな暢気なことは言っておられないほど大変でしょうけれど。

2005/12/19, tm380




積雪30cmの朝(上)、
ストーブに雪をのっけて保湿(下)
(2005/12/19撮影)


 11月もあとわずか、サクラ、カエデ、イチョウと順番に葉が色付いて落葉していきます。冷たい空気に心と体が馴染んできた気がするのに、つい「寒いね」が口をついて出てきてしまいます。そんな季節には鍋ですね。旬の食材のうまみを味わって栄養を蓄えていきましょう。

 6ヶ月は子供の成長の区切りと言われるだけあって、娘は急にしっかりとした気がします。憧れ(?)の片手抱っこで、寒さの中でも鼻水垂らしてお出掛けしています。

 また、このひと月ほどの間に知人2人が無事に赤ちゃんを出産し、めでたくお母さんになりました。「子供100%」の先の読めない日々に悲鳴が聞こえてきます。でも、たった6ヶ月前のことなのに私は当時のことをあまり思い出せないんですね。人はそれぞれの今を生きている、ってことでしょうか。新生児の神々しいエネルギーにまた触れたくなりました。

2005/11/26, tm380



原木生しいたけ(2005/11/23撮影)


 また、季節に取り残されてしまいました。秋だ秋だ、とのんびりしていたら、先週末の雨で空気が一転して冬の気配となっていました。あわてて長袖を出しましたが朝晩は上着まで必要ではないかと思うほどの寒さです。

 季節の変化が早いせいか、何かやり残したことがあるような気がして、気持ちが焦ります。冬の準備を怠っていたキリギリスのようです。

 それでも暦は正確で、10月23日(旧暦で長月廿ー日)は「霜降」という節目にあたるそうです。「陰気が降りて木の葉が黄化する」ということで、山では一気に紅葉が進みそうですね。のんびりして紅葉を見逃さないように注意しないと、とまた気が焦るばかりの私です。

2005/10/24, tm380



早朝の少し落ち着いたさわやかな空気の中
トラックは今日の仕事へと動き始めます。

(2005/10/24撮影)


 今年の秋は早く始まった気がしますが、10月も半ばを過ぎてようやく朝晩の空気がひんやりと涼しくなってきました。私の周囲では風邪をひく人が続出しています。まだ朝顔が咲いているほどゆっくりとした季節の移り変わりに、心が油断してしまうのでしょうか。でも、冬の気候に向けて体調を合わせていくには体の改造は必要ですね。

 我が家の赤ん坊は驚くほどスムーズに秋モードの体へと変貌しました。夏は冷たいほどだったのに今は全身ぽかぽかとあったかいので、抱っこしていて心地が良いです。大声で泣いていなければね・・・。

 このところ、ふっと間ができると食べることを考えていて、食べても食べても次の食事のことを考えてしまいます。食欲の秋と申しますが、わが身ながら恐ろしいほどの食い意地です。

2005/10/19, tm380



5カ月を過ぎたばかりの娘と。
首が据わって少し堂々としました。
ブレブレ写真ですみません。
(2005/10/18撮影)


 空がどんどん高くなりますね。お彼岸も過ぎて、各地でお米の収穫が進んでいる頃でしょうか。今年は水の少ない夏だったような気がします。さてさて、新米はどんな味がするのでしょう。楽しみですね。

 先日、道後温泉に行ってまいりました。花崗岩の板でかっちり作られた湯船、少し熱めのお湯、落ち着いた趣がありました。木造の歴史ある本館に浴衣美人が集まる温泉街の情緒も堪能してまいりました。

 旅には最高の季節ですね。みなさまはどちらへお出掛けですか?

2005/10/3, tm380



JR松山駅。まぶしい光の中で電車を待つ。
(2005/9/25撮影)


 気付けば立秋、お盆と節目を過ぎて、夜風にひんやりとした涼しさを感じるようになってきました。これから少しずつ地の熱も治まって外出するにも気が楽ですね。

 京都で購入したハクモクレン。私達が転々と移動する土地へ一緒に付いてきてもらっています。引越しの直前に葉を全部青虫に食べられてしまいましたが、しっかりと芽を出し、名古屋の強い日差しの中で若々しい葉を広げています。

 ただ、葉っぱの形が東京風の丸い形なんです。名古屋では縦長の大きな葉だったのですが…。移り住んでいくその土地その土地の空気や気候の記憶を体のどこかに残しながら、ハクモクレンも成長していくのですね。

 過酷な旅を強いてしまっていますが、今度こそつぼみを付けてくれるよう願っています。

2005/8/19, tm380



我が家のハクモクレン。
(2005/8/19撮影)


 今年初めて台風7号が関東に上陸した数日後に、我が家は東京を離れて名古屋へ引っ越しました。

 一年と少し住む間に、気付けば満員電車にも慣れ、都会生活のさまざまなことが受け入れられるようになっていました。この大転換は貴重な体験だったと思います。

 名古屋は太陽の力が強く草木にも勢いがあり、南国の雰囲気を感じさせる土地です。さっそく夕立が降ってくれました。水にぬれたアスファルトの匂いに夏を感じるのは、私が四国に育ったからでしょうか。

 早朝からセミの声がにぎやかに聞こえてきます。坂の多い地形、のんびりとした人の往来。新しい暮らしの始まりを感じます。

2005/7/31, tm380



台風一過の夏の空。
(2005/7/27撮影)


関東地方は梅雨が明けました。

今年は何度、入道雲が見られるでしょうか。

夕立は熱ったコンクリートを冷ましてくれるでしょうか。

暑さを楽しんでいきましょう。

2005/7/19, tm380



ある親子。背中でつながる信頼関係。
(2005/7/17撮影)



 夏至を過ぎましたね。

 今年の夏至はとてもよい天気で、暑さにのぼせそうになりました。私の体はエアコン慣れのために夏モードに切り替わるのが遅れたようです。これからしっかり汗をかいて、夏本番に向けて準備していこうと思います。

 よい水と季節にあった食事を取っていれば、実は汗も臭くなりません。熱と水をうまくめぐらせ、体を動かしてよい汗をかいて、うまく体を冷まし、暑さを心地よく乗り切っていきましょう。

 近所の畑では枝豆が日光争奪戦を繰り広げています。葉の影にはもうしっかりとした鞘が…。とうもろこしもすくすくと伸びて穂を出しました。なんか夏が楽しみになってきます。

2005/6/27, tm380


朝日に向かって葉を立てる枝豆たち。
畑の植物は静かに競争しています。
(2005/6/25撮影)



 「寝た子を起こす」の慣用句の意味が、ものすごく強い実感を持って理解できる今日この頃です。

 赤ちゃんは生まれてから2週間。少しずつ主張がはっきり、そして強くなってきました。主な要求は、「お乳」「おむつ交換」「抱っこ」など。

 おかげで一日に使うおむつは、20枚に届く勢い。我が家のベランダには、真っ白な洗濯物が風にはためきます。雨の日も晴れの日も、洗濯は私の仕事です。

2005/5/30, tm380


おっぱいのちから。 (左)使用前(右)使用後。
(2005/5/27撮影)


 我が家に新しい仲間が誕生しました。とてもちっちゃな女の子です。皆さま、どうぞよろしくお願いします。

 産院スタッフの皆さまのサポートのもと、妻と子供の産みたい、生まれたい力が共鳴して、一体感のある素敵なお産になりました。私はそばにいるだけでしたが、そこに参加できたことはかけがえのない経験となりました。

 一人自宅に帰って、うちのお地蔵様にお礼をしました。お地蔵様だけでなく、この世のすべての存在に感謝したい気持ちが心に満ちたとき、どこからか「Peace」という言葉が浮かんできました。なぜ英語が浮かんできたのか謎ですが、平和ってこんな気持ちのことなのでしょうか。

2005/5/18, tm380

出産直後に助産師さんに撮っていただきました
(2005/5/15撮影)


 八重桜も散って、梅の木には小さな青い実がついています。光はどんどんと強くなり、木々の緑が鮮やかさを増していますね。春の景色はめまぐるしく変化していきます。

 朝日が早起きさせてくれたおかげで、楓などの新芽が誇らしげに輝く瞬間を見ることができました。

 長かった花粉の季節も終わりが近づいています。私の体は夏に向けて準備を始めているようです。皆さんの体調はいかがですか?

2005/4/29, tm380


(2005/4/22撮影)